普天間基地の辺野古移設をめぐり、環境保全策を指導する国の第三者委員会が開かれ、沖縄防衛局はサンゴの移植前でも一部の護岸工事は可能だという認識を示しました。
普天間基地の移設工事が進められている辺野古では、大浦湾の海底に軟弱地盤が存在しているほか、埋め立て予定地に小型サンゴ類およそ8万4000群体などが生息していて、沖縄防衛局は県に対し移植を申請していますが県は許可していません。
こうしたなか、移設工事に伴う環境保全策を指導・助言する国の環境監視等委員会が24日に開かれ、沖縄防衛局は移植前に一部の護岸工事を始めても「サンゴ類の生息環境には影響がなく維持される」と説明しました。
水の濁りなどのシミュレーションを踏まえ、移植前でも工事は可能だという認識を示しました。
これについて参加した委員からは特に意見はあがらなかったということで、今後、サンゴの移植前に一部の工事が進む可能性があります。
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