スペインの文化に触れてもらおうと、山口県山口市の高校生がスペイン料理を作りました。

パエリア作りに挑戦したのは山口市の中村女子高校調理科の1年生です。
山口市が交流の深いスペインの文化を学んでもらおうと企画したものです。
市の国際交流員で、スペイン出身のヘマ・ガルベスさんも参加し、生徒にコツなどを伝えました。

パエリア作りでは、魚介と野菜を煮詰め、うまみが凝縮したスープに、米を入れて炊きました。

仕上げに、取り出しておいた魚介を丁寧に盛りつけました。

山口市国際交流課 国際交流員 ヘマ・ガルベスさん
「パエリアは地中海料理として学んでほしいと思いますよね。もし実際に発祥の地の場に行くことがあったら自分で思い出して、食べ比べもしてほしいなと思いますよね」

パエリアのほか、外側を黒く焦がしたバスクチーズケーキも作りました。

高校生は
「新しい文化に触れることができてとてもよかったです。今回(山口市とスペインが)深い関係にあるっていうことを知ったので、今度からもうちょっと関心を持って過ごしてみようかなと思います」

いつもとは違う異国の料理は、満足のいく仕上がりとなり、スペイン文化に興味を持つきっかけにもなったようです。