68人が犠牲となった中越地震から23日で19年。各地で追悼式典が営まれ、犠牲者を悼みました。

23日午後5時56分…
長岡市の山古志地域では、地震が発生した時刻に合わせて黙とうがささげられました。

会場にともされたのは、当時の山古志村の人口と同じ2200本の鎮魂の灯りです。
歌:しあわせ運べるように
「♪響きわたれ ぼくたちの歌 生まれ変わる山古志村に」

大きな被害を受けた中山間地では過疎化と高齢化が進み、地域の維持が課題となっています。
中学1年生
「人との絆を大切にしていきたい」
元 山古志村民
「前のようにというのは多分難しいと思うんですけど、(地域が)なくなっちゃうのが一番悲しいと思うので、人が笑っていられるような場所が続いていけばいいかなと思います」
震災を知らない世代が増える中、当時の経験と教訓を語り継ごうと、参加者は改めて思いを強くしていました。
