北欧フィンランドとバルト3国のエストニアを結ぶガスパイプラインの損傷で、当時、現場に中国に関係する船がいたと指摘されていることについて、中国政府は「関係国家が早期に真相究明することを希望する」と言及しました。

今月8日、フィンランドとエストニアを結びバルト海の海底を通るガスパイプラインの損傷が確認され、フィンランド捜査当局は「意図的な破壊工作の可能性がある」として調査を行っています。

ロイター通信によりますと、フィンランド捜査当局は17日、発生当時、現場には中国やロシアに関係する複数の船がいたと発表、関与の有無を調べているということです。

これを受け、中国外務省の毛寧報道官は23日の記者会見で、「中国側の船舶は関係海域で正常に航行していた」とした上で、次のように主張しました。

中国外務省 毛寧報道官
「私たちは関係国家が早期に真相を究明し、客観的かつ公正、プロフェッショナルな調査を確保することを希望する」

また、ガスパイプラインの損傷箇所と近い場所では通信ケーブルにも損傷が見つかっているということで、NATO=北大西洋条約機構はバルト海でのパトロールを強化しています。