イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘で人道危機が深刻化するパレスチナ自治区ガザ。人道支援物資を乗せたトラックが2日連続で到着するなか、戦闘が周辺国に拡大する懸念も高まっています。
圧倒的な軍事力を持つイスラエル軍によるガザへの空爆は22日も続いています。
ガザを実効支配する「イスラム組織ハマスへの報復攻撃」ですが、子どもを含む多くの民間人が巻き込まれ、パレスチナ側の死者は4600人を超えました。そして、イスラエル側も含めた一連の戦闘による死者は6000人以上に達しています。
一方、ハマスによるイスラエルへのロケット弾の攻撃も。
記者
「イスラエル側に向かって何発も何発も撃っています」
イスラエル軍は22日、人質の捜索関連の任務にあたる部隊がガザ領内でパレスチナ側の攻撃を受け、兵士1人が死亡したと明らかにしています。今回の戦闘が始まってからガザでイスラエル兵が死亡するのは初めてとみられます。
こうしたなか、人道状況の悪化が続くガザにはエジプトとの境界から入る形で2日連続で人道支援物資が到着しました。
この日は、アメリカのバイデン大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が電話会談で引き続き支援物資の搬入が行われることを確認しましたが、国連機関からは必要な支援には足りておらず、燃料が3日以内に尽きるとの指摘も出ています。
一方、別の地域でも戦闘が。
レバノンとの国境付近では、レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の攻撃が相次ぎ、イスラエル軍も反撃。双方に死傷者が出ています。
レバノンとの国境付近で任務にあたる兵士を視察したネタニヤフ首相は、ハマスとだけでなく、イランを後ろ盾とするヒズボラを合わせた二正面で戦っていることを強調しています。
イスラエル ネタニヤフ首相
「ヒズボラが本格的に参戦を決めれば、大きな過ちとなるだろう。いかなるシナリオにも準備はできている」
イスラエルに対しては、日本を除くG7の6か国の首脳が共同声明でハマスと戦うイスラエルの自衛権を支持するとしつつ、民間人の保護を含む国際人道法の順守を要請。
また、CNNテレビは22日、イスラエルに対しバイデン政権が人質の解放や人道支援を進めるためにガザへの地上作戦を遅らせるよう要請したと報じています。
アメリカは中東地域に展開する軍の防護態勢を強化するため、ミサイル迎撃システム「THAAD」を配備することを発表していて、イスラエルとハマスの戦闘が中東地域全体に広がることへの懸念も高まっています。
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