クルマエビ養殖発祥の地・山口市の秋穂地区で、クルマエビに感謝してまちの活性化を願うえび供養祭が行われました。
クルマエビの放流をしたのは秋穂保育園の年長組です。
地元の養殖場で育ったクルマエビ150匹を砂浜から放流しました。
園児らは両手に収めたエビを、波が打ち寄せるのに合わせてゆっくりと海へ送り出しました。
園児「おっきくなってほしい」
放流されたのは、稚エビから3か月育てられたもので、大きさは15センチほど。
人間で言えば高校生くらいだということです。
山口観光コンベンション協会 冨田正朗支部長
「エビのまち秋穂をしっかり理解してもらってエビの注文をお願いしたいし、人の流れが秋穂に入ってくることがわれわれの目的と思っていますので」
地域の寺では供養祭も営まれ、参列した関係者らが焼香してエビに感謝と供養をしました。
秋穂地区では今シーズン、前の年より5トン多い25トンの出荷を見込んでいます。
注文は関西などの飲食店のほか、贈答品として一般からが多いということです。
秋穂のクルマエビの出荷は来月と12月にピークを迎えます。














