22年8月の豪雨で1年2カ月にわたり避難指示が出されていた新潟県 村上市の集落で22日、4年ぶりに「収穫祭」が開かれ、集落は久しぶりに笑い声に包まれました。
収穫祭が開かれたのは村上市の小岩内集落です。小岩内集落は22年8月の豪雨で土石流が発生し住宅6棟が全壊。

およそ1年2か月続いた避難指示は今月1日にようやく解除され、仮設住宅から順次、自宅に戻る人たちが増えています。

収穫祭は例年、男性が料理をつくり集落の人たちをもてなします。ただ、新型ウイルスと豪雨被害で延期が続き4年ぶりの開催となりました。

【住民は】「会えない人に会えたりしているのが非常にうれしいですね。本当にこの日が来るなんて思っていなかったです」

【住民は】「何かよそのから来たみたいな感じ、本当のふるさと戻ったような感じで最高だ」

小岩内集落では、いまだ住宅の再建の目途がたたず
仮設住宅での生活を余儀なくされている人もいます。

収穫祭にはこうした人たちも参加し、小さな集落は久しぶりに笑顔と笑い声に包まれていました。
