相次ぐ特殊詐欺の被害を受け新潟県警と学生らが23日、被害防止の広報活動を行いました。

「おはようございます。特殊詐欺防止活動をしています。」

この広報活動は警察と生命保険協会新潟県協会との協定に基づいて行われています。

23日は協会員と警察、学生ボランティアらおよそ40人が特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。

警察によりますと、特殊詐欺を巡っては新潟県内では8月末までで132件の被害があり被害総額は3億円を超えています。

被害者は高齢者が多く、通勤通学の時間帯に子どもや孫の世代に呼びかけることで家族全体で被害防止に努めてもらう狙いです。
【県警 安全安心推進室 村山直樹 室長】「電話やメールで高額のお金を要求するのは詐欺を疑ってもらって、周りの家族や警察を含めてすぐご相談いただければ」

詐欺の電話は固定電話にかかってくるものが多く、警察は防犯機能付き電話の導入を呼び掛けています。