アメリカ国防総省は中国軍の動向についての報告書を発表しました。2030年までに1000発以上の核弾頭を保有するとの見通しを示し、警戒感を強めています。
アメリカ国防総省が発表した年次報告書によりますと、▼中国軍は今年5月の時点で500発以上の核弾頭を保有していて、▼2030年までにその数は1000発を超えるだろうという見通しを示しています。
また、「今後10年間で中国は核戦力の近代化、多様化、拡大を急速に進めるだろう」として警戒感を強めています。
そして、海軍の戦力を2035年まで増強し続けるほか、最新鋭の極超音速ミサイルを配備するなどしてアメリカが東シナ海と南シナ海に進出するのを防ぐ狙いがあると指摘しています。
台湾については「弾道ミサイル発射や防空識別圏への侵入の増加、大規模な軍事演習など、挑発的で不安定な行動を増加させた」と指摘。
また、ロシアとの関係について「『無制限』なパートナーシップを中国の発展のために不可欠なものと考えているが、物質的支援を提供することには慎重だ」と分析する一方で、「中国がロシアのウクライナ侵攻から学んでいることは間違いない」として「西側からの制裁に耐えうるよう軍事技術の自給自足の動きを加速させている」としています。
中国外務省 毛寧 報道官
「アメリカの報告はこれまで同様、事実を顧みず、偏見に満ち、中国脅威論をまき散らすもので、アメリカの軍事的覇権を維持する口実を探すものだ。中国はこれに断固反対する」
報告書に対し中国外務省の毛寧報道官はこのように反論。「アメリカは冷戦的な思考を捨て、無責任な報告書を毎年発表するのをやめ、実際の行動で中米関係や両軍の関係の安定を維持するよう促す」と述べています。
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