一方、20日の会見で富山県の新田知事は、クマの捕獲や警戒パトロール活動を強化するため、市町村への補助を今年度限りの特例として補助の上限額を撤廃して支援すると発表しました。

県では、今年度、市町村に対してクマ対策にかかった費用の2分の1を30万円を上限として補助する予定でしたが、今年度はこの上限を撤廃して支援します。

新田知事は、「補助金を積極的に活用してパトロールを強化し被害の未然防止に取り組んでほしい」として、県民にはあらためて厳重な警戒を呼びかけました。

新田知事:「クマが冬眠に入る12月上旬ごろまで引き続き厳重な警戒が必要です」「自身の安全確保、人身被害の未然防止に県民ひとりひとりが十分注意することが肝要です」