新潟市中心部の商業エリア、万代地区にある新潟伊勢丹、ビルボードプレイス、ラブラ万代。それぞれのプライドをかけたコンテストが開催されました。「ナイスな接客ナンバーワン」の称号を争う店員たちの熱い戦いです。
万代シテイにある3つの商業施設から予選を勝ち抜いた18人が最終審査に臨んだ『万代地区NICEな接客グランプリ』。

模擬接客
「横を見ていただくと、ダナーと呼ばれるクロムハーツのモチーフですね。剣のモチーフになっているんですけど、そのアクセサリーがあしらってあります」
審査項目は6つ。
お客のニーズを引き出す「ヒアリング力」や「真摯な姿勢」、「接客力・納得度」、「満足度」、「自己プロデュース力」、「心に響くか」です。

模擬接客
「パンツはデニムなので、そのまま縦ラインがシルエットでもすっきり見えるようになっているので、旦那さまとのお写真も素敵な一枚になるかなと」
このコンテストは「万代は欲しいものが見つかる街」だと感じてもらうために、各施設の接客力を高めようと開催されていて、今回が12回目です。
「ラブラ万代」代表 LEPSIM 阿部由紀さん
「笑顔で常にお客さまに元気のおすそ分けをできるような接客を心がけているので、そこは常に忘れずに行っております」

オンラインでの販売が大きく伸びるなど買い物事情が変化する中、参加者たちは、リアル店舗だからこその楽しさを提供したいと接客力を磨いてきました。
RoomRA 大谷亮ディレクター
「リアル店舗はアドバイザーや相談相手がいるので、そこは人の力がすごく大切になってくるのではないかなと思います」
ハイレベルな戦いを制したのは販売員歴23年、「新潟伊勢丹」婦人服担当の佐藤舞子さんでした。

グランプリに輝いた「新潟伊勢丹」佐藤舞子さん
「ずっと販売してきまして、これは間違っていなかったなというか、自信がない時もあったんですけど、間違っていなかったということで、これからもお客さまを第一に接客をしてまいりたい」
参加者たちは、これからも喜んでもらえる接客を極めたいと決意を新たにしていました。