新潟の秋の味覚「カキノモト」の収穫が新潟市で始まりました。今年は夏の暑さで生育が遅れたものの、味や食感は上々のようです。

記者リポート
「一面に広がるきれいな赤紫の花。新潟の秋の味覚『カキノモト』です」

新潟県内産カキノモトのおよそ8割を出荷する新潟市南区。
長井富男さんの畑でも収穫が始まり、1つ1つ丁寧に手で摘み取っていきます。

JA新潟かがやきによりますと、本来はこの時期が出荷のピークですが、8月の猛暑や水不足の影響で、少し遅れているということです。収穫量も例年より少なくなる見込みですが、味や食感は上々だということです。

しろねかきのもと部会 長井富男部 会長
「ほかの野菜とは違って1番感じるのはシャキシャキ感ですね。秋の、このほろ苦い味は食べてみないと分からないので、ぜひ味わってもらいたいと思います」

長井さんおすすめの食べ方は「お浸し」や「サラダ」だということです。20日に収穫された「カキノモト」は21日には県内のスーパーなどに並びます。