高岡市の郵便局が、2023年も障害のある人たちの個性豊かなアートを展示する期間限定の美術館になりました。

この「Kofu―kofu展」は、高岡市の伏木古府郵便局が毎年開いているもので、ことしで6回目を迎えました。展示されているのは、近くにアトリエを構える「障害者アート支援工房ココペリ」に所属するアーティストたちの作品です。

このうち、カメの甲羅に街が出現している「いろいろなせなかの国」など、高岡市の石田唯我さんの作品は見る人を空想の不思議な国へと誘ってくれます。

伏木古府郵便局によりますと、毎年展覧会を楽しみにしている地元のお客さんも多く、県外から見学に訪れる人もいるということです。

地元のお客さん:
「何を表しているかなってちょっとわかんないんですけれども、何か心をつかまれるものがある」

伏木古府郵便局・邑本友明局長:
「自分の思いのまま描かれている作品なので、見る側の人もそれをそのまま自分でそれぞれ感じ取っていただければいいなと思っております」

展覧会は10月27日までです。