山口県山陽小野田市の山口東京理科大学は18日、来春開設を予定していた「数理情報科学専攻修士課程」の申請が受理されたことを発表しました。
「数理情報科学専攻修士課程」は、社会に不足している高度なデータ処理ができるデジタル人材の確保を目的として、来年4月に山口東京理科大学大学院工学研究科に設置されます。
数学を基礎として、工学・薬学・医学など幅広い分野でデータを活用し、新たな産業の創出や地域社会の課題解決へとつながるデジタル社会をリードする人材の育成を目指します。
入学定員は15人で、社会人も入学できます。オンラインなどを通じて仕事をしながらでも、ほとんどの課目を学ぶことができるということです。
研究テーマは自身の仕事に関連したものを選ぶことができます。新設にあわせて現在、新校舎の建設もすすめられています。
山口東京理科大学 数理情報学科 福井一彦教授
「プログラムが出来るだけではなく、医学・工学と連携して解決できる人材、地域課題を解く人材、データによって解く人材を育てたい」
一般と社会人特別選抜の入学試験は、来年2月17日からはじまります。














