中古車販売大手「ビッグモーター」への行政処分に関して会社側の意見を聞く「聴聞」が20日、北陸信越運輸局で開かれましたが、会社側の関係者は出頭しませんでした。

ビッグモーターによる不正な自動車整備や車検をめぐり、国交省は新潟県内の店舗では「新潟南店」に対し車検場の指定の取り消しや15日間の事業停止などの行政処分を検討しています。

行政処分を科す前にビッグモーター側の意見を聞くために開く「聴聞」が全国の各運輸局で開かれ、
北陸信越運輸局では午前10時に始まりましたが会社関係者の出頭や意見書の提出はなく15分ほどで終了しました。

「ビッグモーター」をめぐっては車の修理を行う際、ゴルフボールや工具などで車体にわざと傷をつけるなどして損害保険大手3社に保険金を不正に請求していたことが明らかになっています。

北陸信越運輸局によりますと新潟南店への行政処分は内容を変えることなく、科すことになるということですが具体的な日程は決まっていないということです。
