霊感商法で悩む人に、弁護士などが対応する相談会が山口市で開かれました。
相談会は、日本司法支援センター・法テラスが全国で開いているもので、県内では初めてです。弁護士と心理士、社会福祉士が霊感商法などで悩む人の相談を聞いて、無料で対応を提案しました。
今月、文部科学省が解散命令を請求した世界平和統一家庭連合・旧統一教会の問題に取り組む紀藤正樹弁護士も参加しました。きょうは9組が相談に訪れたということです。紀藤弁護士によると、県内でも数人から旧統一教会に関する相談を受けていて、中には数千万円を超える被害もあったということです。
旧統一教会被害対策弁護団副団長紀藤正樹・弁護士
「多くの方がですね、なかなか声を上げにくいっていう状況にもあります。悩んでいらっしゃるかたがいらっしゃればですね、まずは相談してみていただいて」
法テラスでは今後も電話や全国の相談会で霊感商法などに悩む人の話を聞き、「被害者が声をあげやすい社会を作りたい」としています。














