不動産不況が続く中国で、主要都市のうち54都市で、9月の新築住宅価格指数が前の月と比べて下落したことが分かりました。

中国国家統計局の19日の発表によりますと、9月の新築住宅価格指数は、北京と上海で上昇した一方で、主要70都市のうち54都市で8月と比べて下落しました。

大都市では深セン市や広州市、天津市などでも指数が下がっています。

また、1月から9月までの住宅に対する投資額は前年の同じ時期と比べてマイナス8.4%、住宅新築面積はマイナス23.9%となりました。

中国では不動産不況が続いていて、中国政府は住宅ローンを借りやすくするなどの対策を進めていますが、依然として住宅購入を控える傾向が続いています。