伊予鉄道が先週発表した坊っちゃん列車の運休をめぐり、愛媛県知事が松山市に苦言です。中村時広知事は、今回の市の対応について「他人事ではなく観光コンテンツとして対応すべき」という認識を示しました。
伊予鉄道は、運転士不足などを理由に11月からの減便を発表し、坊っちゃん列車については運休が決まっています。
中村知事は19日の会見で、坊っちゃん列車について、松山市長時代に自ら伊予鉄道に復活を働きかけ、官民協働で支えてきたと振り返りました。
そして、運休について「観光への影響が大きい」と指摘し「行政は他人事ではなく観光コンテンツとして対応すべき」と、市の対応に苦言を呈しました。
愛媛県・中村時広知事
「『残念です。再開を期待しています』ではなかなか難しいと思う。行政ができることは何なのか。民間との話し合いが必要ではないかと感じました。松山市が判断することだと思います」
中村知事は、点在する古民家を観光に活用している大洲市の取り組みを例に挙げ「民間と力をあわせて街づくりを行っている。ぜひ参考にして欲しい」と述べました。
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