岸田総理はサウジアラビアなど中東4か国の首脳と相次いで電話会談を行い、事態の早期沈静化に向けて連携していく考えを示しました。

岸田総理はきのう夜、サウジアラビア、ヨルダン、カタール、UAE=アラブ首長国連邦の首脳と相次いで電話会談を行いました。

一連の会談の中で岸田総理は、パレスチナ自治区ガザの病院が攻撃され、多くの死傷者が出たことについて「強い憤りを覚える」と述べ、事態の早期沈静化に向けて連携を呼びかけました。

各国からは、日本が打ち出した1000万ドル=およそ15億円規模の緊急人道支援などに感謝する発言があったということです。

岸田総理は自身のSNS上に、会談した4か国について「今の局面で重要な役割を果たすパートナーだ」と投稿したうえで、外交努力を全力で続ける考えを強調しました。