新潟県 長岡市の小学校で地域に根付いた特別な給食がふるまわれました。
その名も『長岡発酵献立(はっこうこんだて)』です。
長岡市の宮内小学校、この日の給食は特別メニューです。
長岡市の蔵で造られた発酵食品をふんだんに使い、子どもたちに地元で長年育まれてきた発酵文化に親しんでもらおうと市内の小中学校を対象に企画されました。
魚のみそ焼きには「みそ」、おかかのチーズサラダには「しょうゆ」、そして豚汁には「塩こうじ」と長岡の“おいしい”がたっぷりです。

「いつもの豚汁と違いますか?」
「おいしいです!さっぱり!」「ごはんが進む!」
身近にあるみそやしょうゆ…動画を見て造り手の思いに触れながら味わってみると、いつもとは違った味わいに感じたようです。

小学5年生
「最初は全然しょうゆの味とか意識していなかったけど、(動画を見て)いつもより美味しく感じたりした」
「みそは少しこってりしていて、味わいが深かった。長岡はたくさんいいところがあって、その中に“発酵”もあるなと気付いた」
栄養教諭
「みそだとかしょうゆだとか、当たり前なんだけれども地域に根差した食品に注目してほしくて、地元のすばらしい宝に気づいて、愛着を持ってこの地で過ごしてほしい」

友達と一緒にほうばる特別な給食。児童は地域の宝の味わいを堪能していました。