アメリカ議会下院は空席となっている下院議長の後任の選出に向けて投票を行いましたが、就任に必要な過半数を獲得する候補は出ず、新たな議長は決まりませんでした。

アメリカ議会下院は17日、解任されたマッカーシー前議長の後任を選ぶ投票を行いましたが、就任に必要な過半数を得る候補は出ず、新たな議長は決まりませんでした。

多数派の野党・共和党は党内の投票で保守強硬派のジョーダン議員を議長候補に選びましたが、下院での投票では党内の穏健派ら20人が造反。ジョーダン氏の得票は200票にとどまり、就任に必要な過半数の217票を確保できませんでした。

議会下院では6日に共和党内部の対立から史上初めて議長が解任され、およそ2週間にわたって実質的に機能停止状態となっています。

下院では過半数を得る候補が出るまで投票を繰り返すルールがあり、今年1月には共和党の票が割れてマッカーシー前議長が過半数を得るまで15回も投票を繰り返す異常事態となりました。