岐阜県各務原市で水道水の水源から高濃度の有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、市は17日、PFASを取り除くための工事を終えました。

各務原市民の半数にあたるおよそ7万2000人に水道水を供給する三井水源地では、発がん性の疑いなどが指摘されるPFASが国が定める暫定目標値を上回る濃度で検出されていて、市はおよそ3年間、事実を公表していませんでした。

市はことし8月、水源地にPFASを取り除くための活性炭を設置する工事を開始。17日、工事を終えました。
これにより供給される水は全て活性炭を通したものになり、市は19日にも水質調査を行い、来週、結果を公表するとしています。