黄色く染まったブナの木。日に日に秋が深まっています。標高の高い裏磐梯では、遅れていた紅葉が始まり、訪れる人を楽しませています。
浦部智弘アナウンサー「北塩原村のグランデコに来ています。こちらでは緑のなかに赤や黄色に染まっている場所があります、今からあちらのゴンドラに乗って山頂を目指したいと思います」
裏磐梯のデコ平。ゴンドラの出発点はまだ緑が目立ちます。しかし、ゴンドラで進むと…。
浦部アナ「いってきます!赤くなってきましたね」
緑から赤のグラデーションが広がります。15分ほどで、標高およそ1400メートルの山頂に到着。今年は例年より1週間ほど遅く先週から紅葉が始まり、ここ数日の冷え込みで一気に進んだということです。
さらに先へいくと、あでやかなブナやウルシの葉に木漏れ日が差し込み、幻想的な空間が広がっていました。
浦部アナ「山頂駅から歩いて20分ほどの湿原です。周りは紅葉に囲まれていますが、地面にも目を向けると草紅葉が黄色く色づいています」
見頃を迎えた「草紅葉」。季節が進むと、赤い姿を楽しめるそうです。17日は平日にもかかわらず、多くの人が訪れていました。
神奈川から訪れた人「日本で一番だと思う。赤くてきれいで」
山形から訪れた人「森の中で紅葉を見る機会があまりないので、その中にいるのが神秘的でした」
グランデコリゾート・佐藤真実さん「ブナの木の黄色やウルシの赤とか緑が残っている木もあるので、パッチワークのような様々の色の紅葉を楽しめる」
デコ平の紅葉は今週末頃から一番の見頃を迎え、グランデコでは、11月5日までロープウェイを運行するということです。
また、裏磐梯の五色沼周辺は11月上旬に見頃となりそうです。















