新潟東港におよそ2000人を乗せた国際クルーズ船がやってきました。全長290メートルの『ダイヤモンド・プリンセス』です。

【記者リポート】「午前8時半の新潟東港です。こちらの国際クルーズ船がまもなく港に到着します」

カメラに収まりきらないほどの巨大な船体。新潟東港にやってきたのは全長290メートルを誇る国際クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」です。

14日に横浜を出港し青森を経て17日、新潟に到着しました。県内に寄港するのはおよそ4年ぶりで今回で3回目です。

この巨大なクルーズ船の乗客はおよそ2000人。そのうち7割程が海外からの観光客です。立ち寄り先の都市を楽しもうと、新潟市や新発田市などの観光地に向かうツアーバスに乗り込む人の姿がありました。

Q「新潟で何を食べたい?」
【イスラエルから】「海の幸を堪能したい」

【オーストリアから】「新潟の人や食文化、暮らしに触れてみたい」

こちらの方は日本酒が好きだそうで…
【千葉から】「ぽんしゅ館行きます。ぽんしゅ館!ぽんしゅ館の利き酒」

全国各地に港がある中で県は、新潟のPRや経済効果を目的として、おととしから「ダイヤモンド・プリンセス」の誘致のため、準備に取り掛かっていたそうです。
【県港湾振興課 高橋徹臣 課長】「ダイヤモンド・プリンセスはクルーズ船の象徴のような船だと思っている。私としては感無量ですし、またこれを契機に新潟県も盛り上がっていければ」

「ダイヤモンド・プリンセス」は午後6時に新潟を出港。国内の都市や韓国釜山を巡って23日、横浜に戻るということです。