植物群が国の天然記念物に指定されている岡山県新見市の鯉が窪湿原で、森林の保全活動が行われました。

300種類以上の貴重な植物が自生する「鯉が窪湿原」の環境を守りたいと、JTが2016年から取り組んでいる森林保全活動「JTの森鯉が窪にいみ」です。

活動にはJTの関係者や新見市の職員らおよそ100人が参加し、今年は花粉の飛散が通常のスギの1%程度で花粉症の軽減が期待されている「少花粉スギ」、約600本の植樹を行いました。

(参加者)「こういう活動をすることで『僕たちの手で森が守られている』ということを実感できるので、すごくきょうは来てよかった」

(参加者)「花粉症になった時つらいから『つらくなくなったらいいな』と思って植えました」

植えられた「少花粉スギ」の苗木は40年ほどで20メートルの高さに成長し、立派な森になるということです。