ジャニーズ事務所から社名を変更する「SMILE-UP.」に対し、性被害を受けたと訴える「当事者の会」が、被害者の救済に携わることなどを求めた要請書を送ったと発表しました。
「当事者の会」が16日に公表した要請書では、社名が「SMILE-UP.」に変更されることに伴って、新たに設立されるエージェント会社は、ジャニーズ事務所から引き継ぐタレントや版権など「ジャニー喜多川氏の遺産の基に成り立っている」と指摘しています。
そのため、新会社の利益についても、被害者への補償や救済などにあてるべきだとしています。
また、現在設けられている被害の申請窓口は、被害者の心情に寄り添ったものではないとして、当事者の会が推奨する人物を、SMILEーUP.と被害者救済委員会に参加させることを求めています。
さらに、当事者の会には、事務所に在籍していた確認が出来ない被害者からの相談が複数、寄せられている事から、そういった人たちの救済についても行うよう求めています。
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