国連の安全保障理事会は、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘をめぐり、日本時間のあす(17日)午前7時に停戦を求める決議案の採決を行うことを決めました。

安保理には、パレスチナ自治区ガザの人道危機の回避を目的として、ブラジルとロシアが停戦を求める決議案を提出しています。

今月の議長国・ブラジルによりますと、決議案は日本時間の午前7時に採決されることが決まったということですが、常任理事国として拒否権を持つアメリカはイスラエルの全面支持を表明していて、採決の結果は見通せない状況です。

また、決議案が採択されても「自衛権の行使」と強調するイスラエルが停戦に応じるかどうかは不透明です。