10日目に入ったイスラエルとイスラム組織「ハマス」の衝突。イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスを「根絶やしにする」と述べ、ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を改めて強く示唆しました
15日もイスラエル軍によるハマスへの報復攻撃が行われたパレスチナ自治区ガザ。死者は2700人以上に上っています。
一方のイスラエル側でも…
記者(15日)
「ハマス側から撃たれてきたロケットを今、迎撃しています」
この日もハマスの攻撃が。イスラエル側の死者は1400人に達し、犠牲者は双方合わせ、4100人を超えました。
それぞれが攻撃を続けるイスラエルとハマス。イスラエルは近く、ガザへの地上侵攻に踏み切ろうとしていて、15日、ネタニヤフ首相は強い言葉で侵攻を改めて示唆しました。
イスラエル ネタニヤフ首相
「(兵士たちは)再び我々を殺そうとする血まみれの怪物を根絶やしにするために行動する準備ができている」
イスラエル南部・スデロット。JNNのクルーが訪れた15日も、ハマスの攻撃がありました。この一帯には、衝突が始まってからハマスのロケット弾900発以上が飛来。120発ほどが着弾し、市民2人が犠牲になりました。
一方で…
記者
「今、煙が上がりました。そして大きな音、またガザに今、攻撃がありました。煙がこちら側に流れてきていますが、焼け焦げた臭いも感じます」
ガザでは、この日もイスラエル軍の報復攻撃が続き、救助活動が行われていました。すでに100万人が家を失ったとされるなど、人道危機は深刻に。南部にいる国連機関の職員は…
ガザ南部にいるUNRWA職員
「ガザを助けて下さい。お願いですからガザを助けて。ガザは死にかけているんです」
国連機関によりますと、ガザではイスラエルが電力と燃料の供給を止めたことで停電も続き、病院では非常用電源の燃料がまもなく底を尽くということです。
そして、イスラエルが近く踏み切ろうとしているのが、ガザに対する地上侵攻。ネタニヤフ首相は15日、与党と野党党首らが連携して発足させた戦時下の「挙国一致内閣」を初めて招集。
イスラエル ネタニヤフ首相
「(兵士たちは)再び我々を殺そうとする血まみれの怪物を根絶やしにするために行動する準備ができている」
大規模な侵攻を改めて強く示唆しました。
イスラエル軍はこの週末、ガザ北部の住民に南部への退避を呼びかけ。北部にはおよそ110万人が住んでいますが、イスラエル軍はこれまでに60万人が避難したとの見方を明らかにしています。
こうした中、アメリカのバイデン大統領はイスラエルがガザ地区を再び占領することについて「大きな過ちだ」と述べました。
アメリカ バイデン大統領
「(ガザの再占領は)大きな過ちだと思う。私の考えでは、ハマスやその他の過激派はパレスチナの人全員を代表している訳ではない」
一方で、ハマスについては「排除されなければならない」との考えを示しました。
バイデン大統領について、アメリカのニュースサイト「アクシオス」などは、近日中にイスラエルを訪問することを検討していると報じています。
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