マイクロプラスチックなど、海洋ゴミの種類や量を把握するための愛媛県による調査が、愛媛県伊予市内で行われました。調査結果は啓発などに活用する方針です。
県は2020年度から、県内4か所の海岸とその沖合いで、海洋ゴミの実態を調査しています。16日は、伊予市の高野川海岸の調査地点に打ち上げられたゴミを確認しました。
ペットボトルとそのフタに、食料品のビニール袋、そしてナイロン製とみられるロープも見えます。
この他、空き缶や釣り具のルアー、さらには使い捨てのバーベキューコンロ、花火もあり、多種多様です。
ゴミは分類されたあと、重さや大きさなどを記録していきました。
また、砂に含まれているマイクロプラスチックの採取も行われました。マイクロプラスチックは5ミリ以下のものを言い、海の生態系への影響が懸念されています。
使われた網の目の細かさは0.3ミリで、肉眼で確認できない微細なものは、今後、専用の機械で詳しく調べるということです。
(愛媛県循環型社会推進課・竹本逸一主幹)
「最終的には海に流れ出して、それが漂着して、自然界にも影響を与えるので、まずは皆さんの心構えや意識を変えていってもらえれば」
県は今後、結果を分析する一方、啓発にも活用する方針です。
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