60歳以上の方たちのスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」を前に、会場でのテロを想定した訓練が16日に行われ、参加者が対応を確認しました。
訓練では、犯人役の男性が液体をまいて逃げます。
(通報者役)
「黒い服を着た男の人が何か液体をまいて逃げた。そのあと目の痛みや喉の痛みを訴えている人がいる」
ねんりんピックの水泳大会が実施されるアクアパレットまつやまで行われた訓練には、中予地域の消防や医療機関からおよそ140人が参加し、会場で不審者が液体をまいたという想定で進められました。
中では、防護服姿の消防隊員が被害者を除染用のテントに運んだり、薬品を回収したりしたほか、医師や看護師は治療の優先順位をつけるトリアージを行い、関係機関で情報共有していました。
(松山市消防局・間浩高警防課長)
「大規模な行事で安全安心を保つため、他機関との連携訓練を行いました。非常に手ごたえを感じている」
ねんりんピックは10月28日から31日まで、県内各地でスポーツや文化の交流大会が開かれ、期間中、延べおよそ50万人が参加予定です。
注目の記事
外免切替が厳格化「問題が難しくなった」外国人から戸惑いの声も 住民票の提出義務化、試験内容も大幅見直し

和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 街頭取材では拮抗…それぞれの主張は 正しいのはどっち?メーカーに聞いてみると…

【台風情報】新たな台風23号発生「台風のたまご=熱帯低気圧」発達 沖縄・奄美から本州に影響か 3連休にも【雨と風のシミュレーション8日(水)~13日(月祝)】台風22号・23号気象庁進路予想 台風情報2025

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

