15日に開かれたパリ五輪のマラソン代表選考会「MGC=マラソングランドチャンピオンシップ」。新潟県勢2人は健闘したものの、五輪内定には届きませんでした。
2位以内に入れば、パリ五輪代表が内定するMGC。
終始、雨が降りしきる中での42.195キロでした。先頭を行く川内優輝が独走状態を続ける中、新潟県勢からは妙高市出身の畔上和弥(26・トヨタ自動車)が2位グループの前方で積極的なレース運びを見せました。
そして、五泉市出身の横田俊吾(23・JR東日本)も落ち着いたレース運びを見せます。30キロ付近では、県勢2人が集団を引っ張るような形になりました。

五泉市役所村松支所では市民らおよそ60人が集まり、横田に声援を送りました。
小学6年生
「天気が悪いけど、頑張ってほしいです」
2人とも見せ場は作りましたが、後半のペースアップについていけず横田は30位、畔上は35位。五輪内定には届きませんでした。

小学4年生
「惜しかったですね。箱根駅伝の時から応援してたから、これからも頑張ってほしいです」
横田選手の中学時代の陸上部の後輩
「とにかく感動しました。まだ年齢的にも出られる大会がいっぱいあると思うので、この先頑張ってほしいです」
地元からは惜しみない拍手が送られていました。