新潟県の花角知事“肝入りの少子化対策”として今年度導入する「定期預金型給付金」について、県は申込の受付を10月20日に始めると発表しました。名前は「こむすび定期」です。

子育て世帯への定期預金型給付金「こむすび定期」。
今年4月以降に生まれた子どもを対象に、定期預金口座を通じて“入園前と入学前に、それぞれ5万円と利息分を給付する”新潟県独自の子育て支援事業です。

新潟県は銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行など39の金融機関と協定を結んでいて、対象世帯はどこで口座を開設するか選ぶことができます。各金融機関はこの定期預金の金利の上乗せや商品券、ローンの金利優遇などの特典を用意しているということです。

新潟県銀行協会 横山史雄 常務理事
「生まれてすぐのお客さまのお父さん、お母さんが来店した際には『こういう商品もあるんですよ』ということを積極的にPRしていく、活用を依頼する、という形で具体的に進めていきたいと思います」

申し込みは新潟県の電子申請システムで20日に始まり、早ければ11月上旬にも定期預金通帳を受け取れる見込みだということです。