谷村新司さんが亡くなっていたことが、スタッフのSNSで公表されました。74歳でした。
また、3人組フォークグループ「アリス」のメンバー、堀内孝雄さん・矢沢透さんからも追悼のコメントが発表されました。

所属事務所の発表文では「平素よりご厚情をいただき心より感謝申し上げます
今年の3月に腸炎での手術を行い 療養を続けておりました 谷村新司 ですが 10月8日に息を引き取り 永眠いたしました」と報告。
そして「本人も回復に向けて頑張っておりましたので 本当に残念に思います 葬儀は近親者のみにて10月15日に執り行い とても穏やかな顔で旅立ちました事をご報告申し上げます」」と、しました。

堀内さんは「僕にとってのチンペイさんは、50年来の親友であり、『アリス』のリーダーであり、そして良きライバルでした。」と綴ると「学生時代に、『プロにならないかと? 一緒にアリスをやろう』と、誘ってくれたとき、心の底から嬉しかった。チンペイさんが、あの時誘ってくれなかったら、今の僕はありません。ずっと一緒に音楽活動ができたことが幸せでした。また、いつか空のほとりで一緒にライブをやろうね。もうちょっと待っていてね、キンちゃんと、もう少しだけ頑張るね。」と追悼しました。
矢沢透さんは「時にはいがみ合い、 時には抱き合い 幾多の苦難も喜びも共有し、 無我夢中で駆け抜けた そして気が付けば51年という長きに渡って谷村と関わるとは・・
続けて「谷村なら大丈夫、 谷村ならきっと戻ってくる、根拠のない確信めいたものを感じておりました。でも谷村は戻ってきませんでした!もういないんです。 悲しいというより悔しいんです。谷村はもう僕たちのみんなの心の中にしか住む場所がないのです。思い出せば必ず胸にやってきます、 どうか谷村を忘れないで下さい。」とファンに向けて呼びかけました。

今年3月、谷村さんは、急性腸炎のため手術を行い、入院したことを所属事務所が公表。当面の間入院しての療養が必要となるということが発表されていました。
【谷村新司さん プロフィール】
1948年12月11日生
アリスのボーカル&ギター担当
愛称「チンペイ」。
Alice活動停止以降もソロ歌手として活動。自身の代表曲として「昴」、「群青」を持ち、他アーティストへの楽曲の提供としても「いい日旅立ち/山口百恵」「サライ/加山雄三」など数多くのヒット曲を提供。
【 所属事務所 広報文より引用 】

平素よりご厚情をいただき心より感謝申し上げます
今年の3月に腸炎での手術を行い 療養を続けておりました
谷村新司 ですが
10月8日に息を引き取り 永眠いたしました
本人も回復に向けて頑張っておりましたので
本当に残念に思います
葬儀は近親者のみにて10月15日に執り行い
とても穏やかな顔で旅立ちました事をご報告申し上げます
昨年は活動50年を迎えて
アリスの記念ライブ 「ALICE GREAT 50 (FIFTY)」 を有明アリーナで開催し
アリスメンバーの堀内孝雄 矢沢透と共にここからリスタートして
10 年続けようと目標を立てて本人も楽しみにしておりましたが
残念ながらその夢は叶わず 満75年の生涯を終える事となりました
後日には皆で集まって故人を偲ぶ場を設けたいと思っております
日本語の精神文化を大事に歌詞を紡いできた谷村でしたが
代表曲でもある 「昴- すばる-」 は沢山の方々とのご縁の道を継いでくれました
生前「歌と音楽は目に見えないからこそ海も空も超えていく」
と沢山の国にも出掛けていきました
歌を創作し歌い 伝える旅を続けてきた人生でしたが
この度 来世への戒名を頂戴し
「天昴院音薫法楽日新居士」
(てんぼういんおんくんほうらくにっしんこじ)
と名付けられました
まさしく天にある星となって私達を照らし続けてくれる事だろうと
歌と音楽にピリオドはなく皆さまの心にいつまでも残る事を願って
心よりの感謝を深く申し上げたいと存じます
これまでに沢山の「愛」をいただき 本当に有難うございました
2023年10月16日
株式会社ダオ
【 堀内孝雄さん コメント 】
チンペイさん
突然の別れに驚きを隠せません。
来年のツアーに向けて回復に向かっていると伺っていただけに、とても残念です。
僕にとってのチンペイさんは、50年来の親友であり、
「アリス」のリーダーであり、
そして良きライバルでした。
学生時代に、「プロにならないかと? 一緒にアリスをやろう」と、
誘ってくれたとき、心の底から嬉しかった。
チンペイさんが、あの時誘ってくれなかったら、今の僕はありません。
ずっと一緒に音楽活動ができたことが幸せでした。
また、いつか空のほとりで一緒にライブをやろうね。
もうちょっと待っていてね、キンちゃんと、もう少しだけ頑張るね。
心から、ありがとう。
安らかに。ご冥福をお祈り申し上げます。
堀内孝雄
【 矢沢透さん コメント 】
東京に住む僕と大阪に住む谷村と、 何の因果か運命の出会いか
堀内を紹介され3人アリスとして歩み始めました
時にはいがみ合い、 時には抱き合い
幾多の苦難も喜びも共有し、 無我夢中で駆け抜けた
そして気が付けば51年という長きに渡って谷村と関わるとは・・
あの日からは想像もしませんでした。
若さの灰汁も抜け 「これからは本当に音楽を楽しんでやっていこうね」
と新しいアリスの始まりに胸躍らせていた矢先のことでした。
谷村なら大丈夫、 谷村ならきっと戻ってくる、
根拠のない確信めいたものを感じておりました。
でも谷村は戻ってきませんでした!
もういないんです。 悲しいというより悔しいんです。
谷村はもう僕たちのみんなの心の中にしか住む場所がないのです。
思い出せば必ず胸にやってきます、 どうか谷村を忘れないで下さい。
今まで谷村をアリスを応援してくださってありがとうございました
矢沢透
【担当:芸能情報ステーション】