映画監督の平松恵美子さんが故郷・倉敷で制作した短編映画「蔵のある街」。きのう(15日)、完成上映会が開かれ監督や出演者らが舞台挨拶を行いました。

倉敷市出身の映画監督・平松恵美子さんが制作した映画「蔵のある街~パイロット版~」の完成上映会です。市の内外から約250人の観客が集まり、会場は満員になりました。

(映画の音声)「どーん!」
「キョンくん、俺が本物の花火見せてやる」

障害者の兄を持つ友人を勇気づけるため高校生たちが倉敷の街に花火を打ち上げようと奔走する物語です。

(映画の音声)「キョンくんは約束を忘れんから、毎日毎日傷つく。蒼と祈一のアホ!」

上映されたのは約20分のパイロット版で、平松監督は作品を通じ本編となる長編版の制作資金を募っています。

(映画監督・脚本家 平松恵美子さん)「老若男女揃って見てくださったのが嬉しいですね。(長編版でも)私を信じてみんなが応援してくれるかな」

パイロット版の上映会は19日も予定されていて、今月末にはユーチューブなどの動画配信サイトで公開されるということです。

【スタジオ】
ー映画「蔵のある街」実行委員会では、長編版の制作資金や制作ボランティアを募集しています。「物語の続きが見たい」「映画制作に協力したい」という方は「蔵のある街」公式ホームページに概要が掲載されているのでご覧ください。