来月23日、宮中で行われる新嘗祭(にいなめさい)を前に、山口市で献上する稲を刈り取る「抜穂式」がありました。
県を代表して献穀米を育てたのは山口市の農業、平岡武さんです。
神事にはJAグループ山口の職員など40人が参加しました。
関係者が見守る中、平岡さんらが5月に植えた「恋の予感」を刈り取っていきました。
新嘗祭は五穀豊じょうを願う宮中の行事で、新しい穀物を供えて神をまつる儀式です。
今年はイノシシなどに稲が踏み荒らされた被害もありましたが米の出来は上々だということです。
平岡武さん「最初引き受けた時はちょっと戸惑いもあったんですけどきょう刈り取りやりましてやって良かったです」
米は精米され、10月25日までに宮中に届けられます。














