フェイスブックを運営するアメリカIT大手の「メタ」は、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃以降3日間で、規約に違反する79万5000件を超える投稿を削除するなどしたと発表しました。

これはメタが公式ブログで発表したもので、7日のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃直後、社内にヘブライ語とアラビア語に堪能な専門家で作るチームを設け、24時間体制で監視しているとしています。

その結果、3日間で暴力的な画像・動画やヘイトスピーチなど規約違反に当たる79万5000件を超える投稿を削除したり、注意喚起のラベルを付けたりしたということです。

ハマスとイスラエルによる戦闘を巡っては、SNS上に投稿される偽情報などが問題となっていて、EU=ヨーロッパ連合がSNSを運営するIT大手に対応を要請していました。