旧統一教会に対する解散命令請求から一夜、岸田総理は参議院の補欠選挙の応援演説に臨みましたが、会場では厳重な警戒態勢が敷かれました。

岸田総理が応援演説を行った高知と徳島のいずれの会場でも、聴衆全員に金属探知機を使った手荷物検査が行われました。

記者
「応援演説会場の川を挟んだ対岸にも警備員を配置するなど厳重なチェック態勢が敷かれています」

高知の会場では聴衆との距離を大きくあけたほか、街宣車の後ろのスペースも確保し、登壇者の背後には大きな看板が置かれました。

また、グータッチについては、あらかじめ手荷物検査を受けた柵の中にいる聴衆に“限定”する形で行われました。

主催者側によりますと、“事前に警察や自民党本部から検査態勢などについての指導があった”ということです。