衆議院 長崎4区の補欠選挙は、自由民主党の新人、金子容三さん(40)が初当選を果たしました。

現職議員の死去に伴う衆議院長崎4区の補欠選挙は、開票の結果、自民党新人の金子容三さんが立憲民主党前職の末次精一さんに7,000票あまりの差をつけ、初当選を果たしました。

金子さんは、午後10時20分頃、選挙事務所で万歳をしたたあと、支援者らを前に「物価高、経済対策が喫緊の課題。県北における地方の現状、苦しみを受け止め、国に訴えていかなければならない。県北の未来を作る第1歩だ」と挨拶しました。

一方、破れた末次精一氏は、支援者らを前に頭を下げ「私の力不足でこのような結果になったことをお詫びしたい。

生活者の戦いということを申し上げてきた。物価高の状況を変えてほしい、政治を変えてほしいという声をいただいた皆さんに対して結果を出せず、申し訳ございません。
(今回の結果を)一つの区切りとして次に向けて精進したい」と述べました。

投票率は42.19%で、2年前の衆院選を12.89ポイント下回りました。

開票結果

■全開票所 合計
[当選]▽金子容三さん(自民・新)…53,915
   ▽末次精一さん(立憲・前)…46,899

▼佐世保市
 ▽末次精一さん(立憲・前)…32,800
 ▽金子容三さん(自民・新)…31,944

▼平戸市
 ▽末次精一さん(立憲・前)…4,306
 ▽金子容三さん(自民・新)…8,992

▼松浦市
 ▽末次精一さん(立憲・前)…3,237
 ▽金子容三さん(自民・新)…5,259

▼西海市
 ▽末次精一さん(立憲・前)…4,279
 ▽金子容三さん(自民・新)…5,667

▼佐々町
 ▽末次精一さん(立憲・前)…2,277
 ▽金子容三さん(自民・新)…2,053