ビッグモーターによる自動車保険金の不正請求問題で、国土交通省四国運輸局は13日、検査を行った松山市の平井店に、認証整備工場としての事業停止15日など行政処分案を発表しました。

四国運輸局によりますと、今年7月に行った平井店への検査の結果、車を故意に傷つけるなどして料金を不正請求したり、整備工場としての設備が不足したりするなど、4点の道路運送車両法違反を確認したということです。

これを受け四国運輸局は、平井店に認証整備工場としての事業停止15日と、車検場に対する文書警告の、行政処分案を発表しました。

四国運輸局は今月20日、店舗から聞き取りを行い、処分を確定する方針ですが、平井店は今月末で閉鎖が決まっています。

ビッグモーターは「処分内容を真摯に受け止め再発防止に努める」とコメントしています。