猛暑の影響によるコメの等級低下で、味を心配する消費者からの声が多く寄せられていますが、等級に関わらず「味は変わらずにおいしい」ことを知ってもらおうと、12日に「JAえちご中越」が、今年のコメの特徴や味に関する『ぎゅっと中越米 現況報告会』を長岡市で開催し、消費団体や流通関係者らが参加しました。
まずは、コメの検査がどのように行われているかを紹介。
今年は猛暑の影響で米粒が白濁した「白未熟粒」が増え、JAえちご中越管内でのコシヒカリの1等米比率は、わずか1.1%にとどまっています。

その後「食味分析計」を使って味は例年と変わらないことを説明しました。
1等米や3等米を食べ比べても、味の違いはなかったようです。
JAえちご中越では、今年の新米も「安心しておいしく食べてほしい」と消費者にPRしていくということです。