高校の写真部の生徒らが撮影した3000点を超える写真の中から最優秀賞を決める審査会が12日、新潟市で開かれました。緊張の面持ちで審査を見守った生徒たち。最優秀賞に選ばれたのはどんな写真だったのでしょうか?
学校での日常の一コマや…

撮影のこだわりが感じられる写真など、高校生のみずみずしい感性が溢れる写真の数々。

県民会館で行われたのは高校の写真部の生徒たちが出品した写真の審査会です。先月1次審査が行われ県内の48校、732人が出品した3271点の中から102点が通過。

12日の審査で最優秀賞2作品が決まります。

まずは102点の中から2人の審査員が優秀賞以上となる52点を選んでいきます。
目の前で行われる審査…
生徒たちは自分の作品が選ばれるかどうか緊張しながら見守ります。

【高校生は】「1年生の写真が残っていて1年生が賞を取ってくれるんじゃないかということでみんなで期待して見守っている」

52点から最優秀賞に輝くのはたったの2点。果たして、結果は…

最優秀賞に選ばれたのは中越高校3年の金井俊輔さんと、

同じく中越高校3年、岩野愛華さんの作品でした。

【中越高校3年 岩野愛華さん】「(親戚の子の)可愛い瞬間を全部収めたいなと思って撮りました。(受賞して)え?みたいな、驚きました」

金井さんは写真部の仲間の表情と個性を生かした1枚で最優秀賞に輝きました。
【中越高校3年 金井俊輔さん】「素晴らしい表情をしてくれる子なので、その表情を生かして撮りたいなと思って。部員仲良くやっているのでこういう写真で賞を取ることができて本当にうれしいです」

【審査員 土屋勝義さん】「うまいのは逆に期待してないよね。僕たちは40年30年選手だけど(高校生は)1、2年でしょ、写真を覚えて。その子たちがレンズ越しに見せてくれた写真はどんな目線で見ているのかなというものを楽しみに」

高校生のまなざしで一瞬を切り取った力作の数々はあすから16日までの4日間、県民会館で展示されています。
