NATO=北大西洋条約機構の本部で開かれたウクライナへの軍事支援を話し合う国際会議に、ゼレンスキー大統領が初めて対面で出席し、各国に支援の強化を訴えました。
ゼレンスキー大統領は11日、ベルギー・ブリュッセルのNATO本部を初めて訪れ、ウクライナへの軍事支援を話し合う国際会議に出席。防空能力の強化などに向けて追加の支援を訴えました。
これまでの会議にはウクライナの国防相が出席していて、ゼレンスキー氏が自ら出席したのは、各国がイスラエル支援に動く中、“ウクライナ支援の優先度が低下することへの危機感がある”とみられています。
また、会議にはアメリカのオースティン国防長官も出席し、会議後の会見で、“アメリカはウクライナとイスラエルへの支援を両立できる”と強調しました。
アメリカ オースティン国防長官
「アメリカは(ウクライナとイスラエルの)両方を支援できるし、そうするつもりだ」
アメリカ議会では、野党・共和党の保守強硬派らが追加のウクライナ支援に反対、10月からの新年度は支援予算が手当されていません。
アメリカは11日、最大2億ドル=およそ298億円の追加支援を発表しましたが今後、支援が続けられなくなる恐れが指摘されています。
イスラエルへの支援も優先課題として浮上していますが、オースティン長官は「ウクライナが必要とする限り支援を続ける」と改めて明言しました。
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