世界一にも輝いた鮮やかなグリーン 

収穫や買い取りされたオリーブの実は選果場に運ばれ、オリーブオイルに加工するため、枝や葉などを1つひとつ手作業で取り除き、洗浄。このあと、皮と種も一緒に粉砕し、粘りが出るまでしっかり混ぜ合わせます。

2時間以上かけ遠心分離機で水分を抜き、最後にフィルターで不純物をろ過したら完成です。収穫したその日のうちにしぼるため、鮮やかなグリーンが特徴でさまざまな味や香りが楽しめます。

4年前には日本のオリーブオイルでは初めて世界1位のオリーブオイルに輝きました。火を通さず、バニラアイスにかけたり、そのまま飲んだりするのがお勧めだそうです。

山本倶楽部 濱田章裕 社長
「江田島市役所中心に農家さんも協力してもらって、いいオリーブオイルがとれるようにわたしども、がんばっていきます。農家さんにもぜひとも協力を仰ぎながら、いいオリーブオイルを作り続けたい」

山本倶楽部によりますと、オリーブの収穫は10月末まで続ききます。今年は、去年より4トン多い約10トンを見込んでいて、オリーブオイル800リットル分になるということです。