11日から始まった全国地域安全運動にあわせて、山口県下関市の観光施設で、防犯訓練がありました。
訓練は海峡ゆめタワーの4階チケット売り場で行われ、警察やスタッフなどが参加しました。警察官がふんした不審者がチケットを買わず、施設に侵入するという想定です。
スタッフ「ちょっとこちらの券売機のところでお待ちいただけますか」
不審者「なんでけ~や、入れんのかコラ」
警備員が対応している間、警察に通報。不審者を施設の外に誘導し、到着した警察官に引き渡しました。海峡ゆめタワーで防犯訓練が行われたのは初めてで、スタッフは、訓練終了後、警察より注意点などの指導を受けていました。
下関署 生活安全課・村元俊介課長
「お客様の安全を最優先していただいて、自分自身、職員の安全をしっかりと優先していただいたうえで、相手と距離をとりながら説得しながら早めに通報していただくというのが大事だと思います」
県国際総合センター 三浦健治理事長
「初めての訓練ということでわからないこともあったんですけど、いかに連携してやっていけるかということが大事だなと感じました」
全国地域安全運動は今月20日までで、ことしは子どもと女性の犯罪被害の防止のほか、うそ電話詐欺による被害や自転車の盗難防止の3つが重点運動となっています。














