手軽に作れて温まることができる、鍋。気温も下がり、鍋シーズンが到来するなか、今年のトレンドをスーパーで調査してきました。キーワードは「名店監修」そして「かさ増し」です。

肌寒くなるこの時期に食べたくなる鍋は、毎年様々なトレンド鍋が登場しています。

佐藤玲奈アナウンサー「今年のトレンド鍋を調査してきます!こちらのスーパーでは、8月下旬から鍋つゆの販売を始め、現在売り場には100種類近くの商品が並んでいます。

PLANT‐5 佐藤正彦食品副店長「監修系の専門店シリーズの鍋つゆが人気です」

今年のトレンドは、名店監修の鍋つゆです。全国のラーメン店などの有名飲食店が監修したもので、自宅にいながら「お店の味を食べたい」と、年々人気が高まっているといいます。

手軽に楽しめる鍋ですが、買い物客からはこんな声が…。

買い物客「ちょっと高いかな」
買い物客「今の季節だとハクサイがまだ高い」

今年は、記録的な猛暑の影響で、この時期鍋に欠かせない野菜が値上がりしています。ネギは、3本1束で320円あまりと去年の同じ時期と比べ100円以上高くなり、鍋の主役・白菜も値上がりしています。

買い物客「(冬は)芋煮かおでんか」
買い物客「最小限のもので作っています」

野菜が高騰するなか、今年、注目されているのが食材の「かさ増し」。価格が高いハクサイなどの野菜を減らし、キノコや豆苗、モヤシなど、天候で価格が左右されない食材を多く使うことで少しでも節約につなげる狙いです。

こちらのスーパーでは、豆苗などの売れ行きが去年の2倍近くにのぼっています。さらには、こんな裏技も!

PLANT‐5 佐藤正彦食品副店長「はるさめやくずきり、マロニーちゃん、中にはパスタを鍋に入れる方も増えて、かさ増ししている、おなかを満たしている」

値上がりしたネギやハクサイなどの野菜に代わって、様々な食材でお腹を満たします。

PLANT‐5 佐藤正彦食品副店長「冬には鍋が一番だと思うので、いつも多くの品揃えをして、よりおいしい鍋を食べてほしい」