きのう東北新幹線で薬品が漏れ、6人がけがなどをした事故で、JR東日本の深澤社長は危険物の持ち込みについて改めて注意喚起を行う考えを示しました。

この事故はきのう、JR仙台駅の東北新幹線で硫酸の可能性が高い薬品が漏れ、5歳の男の子を含む4人がやけどをしたほか、2人が体調不良を訴えたものです。

これを受け、JR東日本の深澤社長はきょう会見で「駅についてから速やかにお客さまに退避していただいた」などと話し、乗務員や列車指令の対応には問題がなかったとの見方を示しました。

そのうえで、車内への危険物の持ち込み禁止について、すでに行っているポスターや駅構内の放送などで「改めて注意喚起をしていく」と述べました。

ほかにも、危険物の持ち込みに関する様々なケースを想定した訓練を行い、対応力を強化するほか、G7や東京オリンピック・パラリンピックの際に実施した警備犬の配置も検討していくということです。

事故の損害賠償請求については「詳細を確認できていないため何とも言えない」と話した一方、「損害が出た場合にはしかるべき措置を取ることは当然やっていかなければいけない」として、事故の状況次第では損害賠償を求めることを検討していると明らかにしました。