災害対応の技術を競うコンテストが新潟市で行われ、隊員たちは一糸乱れぬ動きで日ごろの訓練の成果を披露しました。

「新潟東港西地区共同防災協議会放水訓練を開始します!」

消防庁が主催するこのコンテスト。全国のコンビナート地区の自衛防災組織がタンク火災を想定した放水訓練を実施し、その安全性や確実性、迅速性を審査するものです。

今年で10回目の開催で、全国から35チームが出場。新潟市からは2チームがエントリーします。隊員たちは大きな掛け声と素早い動きで放水の準備を行っていきます。

そして…

無事に放水完了です。
タイムは、4分43秒。標準タイムの5分を切りました。

【記者リポート】
「あっという間でした。この場の緊張感や隊員たちの一糸乱れぬ動きに圧倒されました。とにかくすごかった」

【新潟東港西地区共同防災協議会 田中優介 中隊長】
「係員それぞれ緊張していましたが、緊張を良い力に変えて精一杯できたと思います。昨年が消防庁長官賞だったんですけれども、その上の総務大臣賞が獲れれば良いなと」

新潟東港西地区共同防災協議会 田中優介 中隊長

新潟市のもう1チームの審査は今月16日に行われ、結果は12月までに発表されるということです。