韓国国防省は、アメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」が12日に韓国・釜山に入港すると発表しました。今月に打ち上げるとする北朝鮮の「軍事偵察衛星」を念頭に、「連合防衛態勢を強化する」としています。

米韓両国はアメリカが保有する核兵器などの抑止力により韓国を守る「拡大抑止」の強化で合意していて、韓国国防省は「ロナルド・レーガン」の入港もその一環だと説明しています。

韓国の金明秀海軍作戦司令官は、北朝鮮が「軍事偵察衛星」を今月に再び打ち上げると公言していることなどから、「挑発への圧倒的な対応に向けた連合防衛態勢を強化する契機になる」と強調しています。「ロナルド・レーガン」は16日まで釜山に寄港する予定です。

これに先立ち、韓国・済州島沖では9日から10日にかけて「ロナルド・レーガン」参加のもと、日米韓3か国による海上阻止訓練が7年ぶりに実施されました。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する対応能力を向上させるのが目的で、日米韓3か国による安保協力の強化が進んでいます。