新潟県 佐渡市役所の新しい庁舎「佐渡市防災拠点庁舎」が完成し、10日、報道陣に公開されました。
10日にお披露目されたのは、佐渡市役所現庁舎の隣に建設されている「佐渡市防災拠点庁舎」です。
鉄筋コンクリート造の3階建てで、税務、福祉といった市民窓口、防災、財務、総務の事務部門のほか市長室や市議会などが置かれます。
佐渡市は、「防災に特化した庁舎」として、21年12月から工事を始めました。津波浸水想定を考慮して基礎を1メートルかさ上げしたほか、庁舎の使用電力の半分を賄う太陽光発電と蓄電池を設置し、自然エネルギーを活用するなど災害時に備えた造りが特徴です。
現庁舎の改修などと合わせて総事業費はおよそ39億円を見込んでいます。
【佐渡市総合政策課 猪俣雄司 専門員】
「今後の佐渡市に大いに有用になる、市民のためになるような防災拠点としての庁舎が出来上がったことが非常にうれしいと考えています。」
『佐渡市防災拠点庁舎』は、11月6日に開庁式が行われます。