福島の秋を彩る「二本松の菊人形」が10日に開幕し、華やかに着飾られた武将らが多くの人を楽しませました。
満開の菊をまとった鮮やかな戦国武将たち。「二本松の菊人形」は、福島県二本松市の霞ヶ城公園で10日から始まり、開場式では関係者が今年の開催を祝いました。今年のテーマは、『徳川家康』です。

平岡沙理アナウンサー「こちらは織田信長と初めて出会った6歳の徳川家康を表現しています」
幼少期から晩年までの家康ゆかりの7つの場面をキクの花で着飾った25体の人形で表現しています。会場には、およそ2万株が飾られ、多くの人が鮮やかな色彩を楽しんでいました。
仙台市から来た親子「想像していたよりもすごくて、菊ってこんなにすごいんだみたいな、色々色もあって楽しかったんでまた来たいです」
さらに、今年から洋菊「マム」を使ったフォトスポットも設けられていて、訪れた人たちがカメラに収めていました。
東京から来た夫婦「初めて来たんですけど、すごいですね。家康の菊人形が見られて良かったです」
二本松の菊人形は、11月19日まで開催され、期間中は去年より1万人多い5万人の来場を見込んでいます。入場料は、高校生以上が800円、中学生以下は無料で楽しめるということです。
